令和5年度私学助成予算案について、知事から資料の提示があり、14日に私学振興議員連盟総会が開催されました。予算総額は725億円で対前年度比100.7%(約4.7億円の増)で、新制度移行の影響を除いた対前年度比は101.5%(約10.8億円の増)となりました。高校の経常費補助金について、生徒一人当たり単価を国財源措置額とし、4,117円増額の354,027円となります。
幼稚園の園児一人当たり単価についても国財源措置学とし、2,222円増額の197,020円となりました。特に幼児教育充実推進費補助金について、バス添乗員や英語指導助手、預かり保育従事者など外部人材等の配置に係る経費を補助する制度が創立され、幼稚園教員の負担軽減を図る旨の説明がありました。私立幼稚園連盟からは松岡会長が出席され、お礼のご挨拶をいただきました。
水野富夫私学振興議員連盟会長からは、「これから子どもが減り、各園の人数が減少しても補助金額は下げないよう努力していく。」という力強いご発言がありました。すでに大学も定員割れが増えており、愛知県も公立高校受験希望者が毎年減少しているのが現状です。中高一貫教育や高校の統合・学科改編等で益々私学との競争が激しくなっていきます。教育現場も変革の時を迎えました。